ドローンによるオルソ画像作成について|土地測量・現況確認に対応
先日、土地家屋調査士の先生より、
説明資料として使用する現況写真(オルソ画像)を作成してほしいというご依頼をいただきました。
オルソ画像は、ドローン測量においてよく利用される手法で、土地の形状や現況を真上から正確に把握できるのが特徴です。
一方で、高精度なオルソ画像を作成するためには、機体性能・撮影方法・解析ソフトが重要になります。
ドローン測量にかかる機材とコスト
ドローンで測量を行うこと自体は可能ですが、高精度を求める場合は、機体だけでなくソフトウェアも含めた設備投資が必要です。
例えば、機械式シャッターを搭載した産業用ドローンは、安価なものでも70〜80万円ほどします。
さらに、RTKステーションや専用解析ソフトを導入すると、初期費用は200万円以上になるケースも少なくありません。
また、大規模な土地や高い精度が求められる案件では、より高性能なドローン測量機材が必要になります。
今回の案件に最適なドローンと撮影方法
しかし、今回の案件では、**高精度測量ではなく「上空からの現況確認」**が目的でした。
そのため、今回は DJI Phantom 4 Pro を使用し、自動航行ソフトとMetashapeによるオルソ画像作成を行いました。
Phantom 4 Proは、やや旧型ではありますが、現況確認用途であれば十分な画質と性能を備えています。
土地開発でオルソ画像が活用される理由
土地開発の現場では、図面だけでは分かりにくい現況を関係者間で共有する必要があります。
ドローン空撮によるオルソ画像は、土地全体を真上から把握できるため、現況説明や打ち合わせ資料として非常に有効です。
ドローン空撮が有効な土地開発のケース
特に以下のようなケースでは、ドローン空撮による現況確認が有効です。
・山林や起伏のある土地
・人が立ち入りにくい場所
・短期間で全体像を把握したい場合
撮影エリア・作業時間について
撮影したエリアは、**約9haの開発途中の土地(山林)**です。
自動航行により約80枚の写真を撮影し、撮影時間は約10分でした。
ただし、ドローン測量では、撮影時間よりも
事前準備・飛行前点検・安全確認に時間をかけることが重要です。
オルソ画像の編集・解析作業
撮影後は、Metashapeを使用して**オルソ画像の作成(写真解析)**を行いました。
ドローン写真は、真上から撮影しても周辺部に歪みが出るため、複数の写真を重ね合わせて補正処理を行います。
編集・解析作業には、約1時間程度かかりました。
納期・天候条件について
今回は、撮影から編集、納品までを含めて1日で対応しました。
ただし、ドローン測量は天候の影響を受けやすく、風の強さや事前の下見状況によっては、日数が延びる場合もあります。
法令遵守・安全対策について
撮影前には、土地所有者への事前説明・ご挨拶を行っています。
また、国土交通省への飛行許可・届出を適切に行い、賠償責任保険にも加入しています。
ドローン測量・空撮業務では、法令遵守と安全管理が最優先です。
ドローン空撮・オルソ画像作成はお任せください
ドローン業務は、単に
「撮影して、編集して、納品する」だけではありません。
現地調査・安全確認・法令対応・データ解析など、
目に見えない工程が数多く存在します。
お客様にとって難しく感じる部分や手間のかかる作業も、
分かりやすく丁寧にサポートいたします。
ドローン空撮、オルソ画像作成、土地の現況確認でお困りの際は、
ぜひお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. 測量目的として使用できますか?
A. 本事例は測量目的ではなく、土地開発における現況確認・資料作成を目的としています。
Q. どれくらいの期間で納品できますか?
A. 天候条件にもよりますが、条件が整えば1日での対応が可能です。